2026年度 会長所信
第44代会長 山田 耕一

『Pay It Forward』
恩送りと未来への投資
私たちはこれまで、多くの先輩諸兄姉から学びと機会をいただいてまいりました。挑戦する場を与えていただき、支えていただき、導いていただいたからこそ、今の私たちがあります。その積み重ねの上に、現在の宮若商工会議所青年部(以下、宮若YEG)の活動が成り立っています。
そこで今年度私が掲げるスローガンは「Pay It Forward(ペイフォワード)〜恩送りと未来への投資」です。この言葉には二つの意味を込めています。
第一に 恩送り の意味です。受けた恩をその相手に返すのではなく、さらに第三者へ、そして地域へ広げていくという姿勢です。私たちがこの組織で得た学びや経験は、会員の中だけで完結するものではありません。それらを地域社会へ還元し、未来へ繋げていくことによってこそ組織の存在意義はより深まるものと考えます。
私たちが活動する宮若市は、多くの可能性を秘めた街です。しかし同時に、地方都市として様々な課題に向き合っています。だからこそ、青年経済人である私たちは、自らの企業を磨くだけでなく、行政や関係団体、地域の皆様と連携しながら、街の未来づくりに主体的に関わっていく存在でありたいと考えます。
第二に 投資 の意味です。私は今年度で宮若YEGを卒業する予定です。そんな私が宮若YEGのために何ができるのか。それは、先にリスクを引き受け、先に挑戦すること。それは会員がより良い環境で活動できるようにするための土台づくりであり、次代への責任でもあります。単年度制という仕組みの中にあっても、志まで単年度で終わらせることなく、次へと続く価値を積み重ねていきます。 そして何よりも、この理念は私一人では実現できるものではありません。一人ひとりの挑戦が、誰かの学びとなり、一つひとつの行動が、組織の未来を形づくります。だからこそ、会員の皆様は自らの経験や想いを惜しまず差し出してください。その積み重ねが恩送りの連鎖を生み、やがて郷土を豊かにする力になると信じています。
残る仲間の未来を思い、組織のその先を見据えた行動を選び続けます。大きな言葉ではなく、確かな実践で示す。静かに、しかし確実に次へと渡していく一年にいたします。
一年間、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
組織図

